不労所得を目指し、不動産を購入して賃貸経営を始めようと考える方は少なくないかと思います。
しかし、賃貸経営は手軽に収入を増やせる方法と思われがちですが、人口減少や不況などの影響で十分な知識がなければ失敗してしまう可能性があるため注意が必要です。
この記事では、アパート経営が儲からないと言われる理由をお伝えしたうえで、利益をだすための対策と、管理の委託方法を解説します。
アパート経営が儲からないと言われる理由
アパート経営が儲からないと言われる理由として、人口減少・初期投資額の大きさ・専門知識の3点が挙げられます。
まず日本国内では人口減少が加速しており、東京などの大都市に人が集中する傾向にあるため、所有する不動産の立地によっては入居率を高く維持できません。
続いて不動産を購入するためには土地・建物などの初期費用額が大きいため、数十年単位で黒字を目指さなければならず、根気のいるビジネスです。
最後に家賃相場の変動・競合物件の調査・家賃滞納の対応などの専門知識がなければトラブルに巻き込まれる可能性があるため、素人には難しいと言われています。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の経営における「入居審査」の重要性とは?提出書類についても解説
アパート経営で収益を出すための対策
アパート経営で安定的に収益を出すための対策として、立地・戸数・付加価値を重視することが挙げられます。
まずは通勤通学に優れているか・スーパーマーケットや病院などの周辺環境に優れているか・治安に問題がないかなど需要のある立地にある不動産を選ばなければ入居率は上がりづらいです。
続いて賃貸住宅を10戸以上にすると事業的規模として認識されるため、確定申告の青色申告で65万円の控除が可能で納税額の減額が実現します。
最後に自然が豊か・防音設備が優れているなど、一般的な物件では実現できない付加価値をつけると長期的に入居してくれる方を見つけやすいでしょう。
▼この記事も読まれています
賃貸経営における「テナントリテンション」とは?効果や方法も解説
アパート経営で儲からない事態を回避できる委託方法
アパート経営を円滑におこなうために、賃貸物件を専門とした管理会社のサポートを受けるこがもおすすめです。
管理方法としては、管理会社にサポートしてもらう管理委託と管理会社に転貸するサブリースの2種類から選択します。
管理委託の場合は家賃収入の5%ほどを管理費として支払い、サブリースの場合管理会社の手数料を差し引いた分を家賃として受け取る仕組みです。
サブリースは入居率が低くても一定の資金を受け取れますが、支払われる賃料は管理委託方式よりは低くなる傾向があります。
管理委託方式の方が収益性では有利ですが、空室があるとその分賃料が入ってこないので、どちらも一長一短です。
▼この記事も読まれています
賃貸経営で「水漏れ」トラブルがあった際の対処法とは?工事費用なども解説
まとめ
人口減少や不景気などを理由にアパート経営は儲からないと言われていますが、下準備をして物件購入・入居者探しをすれば高い収益が期待できます。
これから物件探しを始めるのであれば、立地・戸数・その物件でなければならない付加価値などがあるかを入念に確認しましょう。
ただし、やはり素人には難しいともいわれるビジネスであるため、ご自身だけで経営するのに不安があれば、信頼できる不動産会社への相談をおすすめします。
鶴見区・放出駅周辺の不動産のことなら株式会社千羽ハウジングにお任せください。
管理から建設まで幅広く提案が可能で、お客様に寄り添った提案をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。