近年、新しくビジネスを始めようと賃貸物件の経営を検討している方は少なくありません。
しかし、「入居審査はどのようにおこなえばいいのだろう」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は賃貸物件の入居審査について、その重要性や確認すべきポイント、提出をお願いするべき書類について解説します。
入居審査の重要性とは?
賃貸物件の経営において、空室を埋めることは重要なポイントですが、同時に入居者をしっかり審査することも大切です。
なぜなら空室を埋めること以上に、入居者を強制的に退去させることの方が難しいとされているからです。
もし入居審査の条件を緩めるなどして空室を埋めたとしても、家賃を滞納されると収入が得られません。
日本の法律は入居者側のことを考えて作られているため、家賃の滞納があったとしてもすぐに退去させることはできないのです。
最悪の場合、長期的に家賃を滞納された上に、泣き寝入りせざるを得ないケースも考えられます。
入居審査で確認すべきポイント
長期的に優良な入居者を確保するための入居審査のポイントとしては、「職業」「収入」を確認し「連帯保証人」を立ててもらうことです。
職業については、会社員なのか個人事業主やフリーランスなのかといった、職業形態を確認することで、収入の安定性を精査しましょう。
収入については、「入居希望者の年収が年間家賃の25%以内に収まっているかどうか」を基準に確認すると良いでしょう。
また、連帯保証人とは契約者本人が何らかの事情で家賃を支払えなくなった場合、代わりに支払い義務を負う方のことを指します。
契約者以外で、収入が安定している連帯保証人を立ててもらうことで安心して賃貸借契約を結ぶことができるでしょう。
入居審査で提出をお願いするべき書類について
賃貸借契約の入居審査時には、以下の書類を提出するよう入居希望者へ依頼しましょう。
●入居申込書
●顔写真付き身分証明書…運転免許証やマイナンバーのコピーなど
●在職証明書…健康保険証や社員証、内定通知書など
●収入証明書…源泉徴収票や課税証明書、直近3か月分の給与明細など
また経営者や自営業者の場合、収入証明書は確定申告の写しや課税証明書、住民税課税決定通知書などで確認することが可能です。
まとめ
賃貸物件における入居審査は、家賃滞納などのリスクを抑える上でも重要な役割を果たしています。
入居審査で確認すべきポイントとしては職業・収入・連帯保証人などが挙げられます。
入居審査時には、入居申込書や顔つきの身分証明書、在職証明書、収入証明書などの書類を提出するよう入居希望者に依頼しましょう。
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