マンション・アパートなどの不動産オーナーをしていると、必要になるのが修繕費です。
設備の劣化は入居率にもつながるので、修繕は適切に対処しましょう。
この記事では、不動産オーナーが押さえておきたいマンション・アパートの修繕箇所、費用目安、節約ポイントについて、お伝えいたします。
不動産オーナーが知っておきたい修繕箇所
マンション・アパート経営で修繕や交換が必要な箇所と、おおよその期間をお伝えいたします。
エアコンは約8年、ガスコンロ、給湯器、洗面台、トイレで約10年です。
ユニットバスは約12年のサイクルで修繕や交換が必要です。
部屋の内部だと、クロスで約7年、クッションフロアとフローリングで約10年です。
屋外の修繕箇所は、ベランダ、屋上、階段、手すり、屋根、外壁で約12年です。
続いて水回りについて見ていきます。
温水洗浄便座は約8年で修理や交換をします。
水道配管や吸水ポンプは、約17年です。
間取り変更工事が必要になる期間は、約15年を目安に考えましょう。
不動産オーナーが知りたい修繕費用の目安
マンション・アパートの修繕にいくらかかるのか、その目安を修繕箇所ごとに見ていきましょう。
クロスの張替えは、1㎡あたり約1,000円前後、1Rで約5万円。
エアコンの交換費は約5万円前後です。
クッションフロアの張替えは1㎡あたり約4,000円前後。
フローリングの張替えは1畳あたり3~6万円かかります。
ガスコンロの修理は約1万円以内で、交換は約5万円~20万円。
給湯器の修理は約5万円以内、交換だと約12万円前後が相場です。
洗面台のボウル修理や交換は、約5万円前後。
洗面台全体の交換は約10~35万円がかかります。
トイレの便器交換は10~30万円。
便座のみの交換だと約3~5万円が必要です。
温水洗浄便座修理で約3万円以内、交換だと約5万円前後。
ユニットバス、ベランダや屋上の防水は、1㎡あたり約数千円~1万円かかります。
階段や手すりの防サビは、1㎡あたり約4,000円です。
外壁補修は1㎡あたり約1万円前後、外壁塗装は1㎡あたり約7,000円前後。
配管の修繕費用は1戸あたり約15万円です。
吸水ポンプは約100万円前後。
スケルトンリノベーションの間取り変更の場合、1㎡あたり約10~15万円前後が目安です。
不動産オーナーに役立つ修繕費の節約方法とポイント
おすすめの方法は、修繕時期と修繕資金の計画をしっかりと練ることです。
修繕箇所を放っておくと、後々まとまった額のお金がかかる場合があります。
また、修繕費用を節約するには、入居審査をしっかりおこなうことも重要です。
マナーを守って生活する入居者を選びましょう。
物件修繕にかかるお金の節約ポイントは2つあります。
1つ目は、屋外修繕では屋上や外壁など、修繕が必要な箇所をまとめて修繕してしまうことです。
この理由は、屋外修繕をする際に必要な足場組み費用が、抑えられるからです。
2つ目は、修繕や工事を依頼する業者の、相見積もりをすることです。
まとめ
マンション・アパートを経営していくために、修繕費についての知識を深めることは不可欠です。
適切に修繕することで物件の入居率アップにもつながります。
私たち株式会社千羽ハウジングは、賃貸から土地の有効活用のご相談、物件の管理まで幅広く対応いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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