不動産投資ローンの効率化のために借り換えを検討する場合、どんなことに気を付ければよいか気になるものです。
この記事では、不動産投資ローン借り換えによってお得になる嬉しいメリットや残念なデメリットを紹介します。
不動産投資ローンの借り換えを考えている方はぜひ参考にしてください。
不動産投資ローンの借り換えのメリット
不動産投資ローン借り換えの主なメリットを2つ紹介します。
1つめのメリットは金利が下がることです。
たとえば、年収700万の人が頭金・ボーナス払いなしで3,000万円を最初の銀行で金利3%の25年ローンで借りたとすると、月々の支払いは15.02万円になります。
5年後に残りの2,590万円の不動産投資ローンを別の銀行で借り換えると、金利は2.5%に下がるため、月々の支払いが1.3万円安い13.72万円になり年間で15.6万円の減額です。
2つめのメリットは借り換えで資金に余裕が出た分、不動産投資に余裕ができることです。
たとえば、余裕ができた分で賃貸アパートの水回りの不備や古くなった共用スペースの修繕費用にできます。
また、借主が見つからない場合に家賃を下げる、災害時に備えて資金を確保するなどさまざまな運用ができますし、新たな不動産投資に挑戦することもできるのではないでしょうか。
不動産投資ローンの借り換えのデメリット
嬉しいメリットがある一方、不動産投資ローンの借り換えには残念なデメリットもあります。
不動産投資ローン借り換えのデメリットは主に2つで、手数料がかかること、投資家の健康状態などが影響することです。
一口に手数料といってもさまざまなものがあるので、借り換えの前に把握しておきましょう。
たとえば、契約中の不動産投資ローンを全額繰り上げ返済するための手数料です。
借り換えをするためには、現在借りているローンをすべて返さなければいけません。
その場合、融資金額に金融機関の収入確保のための手数料がプラスされることが多いです。
手数料の金額は金融機関によって異なり、思ったよりも高額だった場合は借り換えのメリットが得られません。
さらに、その他にも融資手数料や抵当件抹消登記費用などの費用がかかるので、事前の確認が必要です。
2つめのデメリットとして注意したいのは、借り換えに影響を与える健康状態や他のローンの利用状況でしょう。
借り換え時には、新たに団体信用生命保険に加入して万が一に備える人が多いですが、健康状態によっては加入できず、ローンが組めない場合もあります。
また、カードローンやクレジットカードの利用状況によっては、ローン審査をパスできないこともあります。
不動産投資ローンの借り換えは、こうしたデメリットも理解しておいてください。
まとめ
不動産投資ローンの借り換えは月々の支払い額が減額になり、資金に余裕が出ることがあります。
一方で手数料過多になる、健康状態や他のローンなどの借り入れ状況が影響してローンが組めないなどのデメリットがあるのも事実です。
借り替え前には、ここで挙げた事項をよく確認しておきましょう。
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