不動産投資では大きな金額を投資するので、ローンを組んで金融機関からお金を借りる方が多いです。
ローンを組むときに気になるのは、頭金はいくらにすべきなのかという点です。
そもそも不動産投資でローンを組むときには、頭金は用意した方がいいのでしょうか?
不動産投資で頭金が必要なケースと不必要なケース
ローンを組むときには、頭金不要のフルローンも組めます。
以下のようなケースだと、頭金なしのフルローンを組んでも、不動産投資が上手くいく場合が多いです。
●投資物件の収益性が高い
●地方銀行や信用金庫から借りる
●有利な条件でローンを組める
●区分マンションに投資する
頭金なしのローンは、毎月の返済額が高くなり資金繰りを圧迫します。
物件の収益性が高いときや、有利な条件でローンを組んだとき、または区分マンションのような借りる額が比較的少ないときは、フルローンでも返済が滞りにくいです。
どのような不動産投資でも、返済不能に陥らないようにするならば、いくらか頭金は用意した方がいいでしょう。
頭金が必要なケース
●希望額を借りられない
●金融機関が融資を引き締める時期
この2つのケースでは、頭金は必要となってきます。
特に、融資額が希望額よりも少ないと、それ以上借りるとなれば頭金を用意しないとなりません。
不動産投資での頭金の金額の目安
頭金は融資額の2割程度が必要とされていますが、投資する物件は借入者の年収などによって条件は変わります。
そのために、必ずしも2割用意すればいいと言うわけでもありません。
融資額が希望額に満たないので頭金を用意するケースや、資金を残すために頭金を用意しないケースもあります。
または、月々の返済額を減らすために、頭金を多く用意する方もいます。
低金利なので、頭金は用意せずに手元に残しておく方もいます。
建物代金に充てるローンは経費にできるので、土地代のみを頭金をまかなうのがいいかもしれません。
土地代を頭金で購入し、その分の利息をなくすと不動産投資運用がおこないやすくなります。
頭金をいくらか用意すれば、不動産投資をおこなってから空室が数か月発生しても、手元に残った資金でまかなえるかもしれません。
生活資金がなくなってまで、無理して頭金は用意する必要はありません。
自己資金や将来の収益を考えて、いくら頭金を用意するか考えていきましょう。
まとめ
不動産投資では多額のお金が必要となるので、ローンを利用する方が多いでしょう。
頭金はなくても組めるローンもありますが、頭金がないと返済額が多くなり大変です。
生活を圧迫してまで頭金は用意するのは得策ではありませんので、手元の資金と相談して頭金の額を決めてください。
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